クローン病

クローン病

クローン病は

原因不明の疾患ですが

  • 食事抗原や腸内細菌など消化管内の抗原に対する免疫異常
  • 砂糖製品、インスタント食品による高い発症リスク
  • 動物性脂肪による再発率との強い関連

これらがクローン病の原因や再発原因の一つと考えられています


クローン病により起こること

異化亢進状態とは、体の中で分解が合成を上回っていることです

  • 消化管病変により、腹痛、下痢、発熱、体重減少
  • 発熱や炎症による異化亢進状態
  • 腸粘膜の炎症
  • 腸粘膜病変により、タンパク漏出、消化吸収障害
  • タンパク質・エネルギー栄養失調症
  • 肛門、皮膚、骨、眼などの病変
  • 亜鉛、セレン、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、鉄の欠乏

寛解期に摂取すべき栄養

この記事結局何を食べたら良いの?を中心に

  • 亜鉛 (牡蠣、卵)
  • セレン (イワシ、卵)
  • タンパク質 (魚介類をメイン、鶏肉、納豆、卵、豆腐)
  • ビタミンA (にんじん、かぼちゃ、バター、みかん、卵)
  • ビタミンB12 (さば、イワシ、卵)
  • 葉酸 (ブロッコリー、ほうれん草、納豆)
  • ビタミンD (鮭、さば、イワシ)
  • ビタミンK (納豆、ほうれん草、ブロッコリー)
  • 鉄 (牡蠣、イワシ、さば、カツオ、マグロ、納豆、カカオ)
  • マグネシウム (カカオマス、納豆、海藻類)
  • オメガ3脂肪酸 (亜麻仁油、さば、鮭、イワシ、さんま)
  • 抗炎症作用 (亜麻仁油、ブルーベリー、カカオ、鮭、ブロッコリースプラウト)
  • 抗酸化作用 (亜麻仁油、ブルーベリー、カカオ、鮭、ブロッコリースプラウト)

寛解期はこれらの栄養の摂取で、腸を整えたり、病気による炎症の回復、再発を防ぐ必要があります

病気の症状が出ている時でも、クローン病により欠乏しやすいこれらの栄養素の摂取と、栄養素の活動に必要不可欠なマグネシウム、炎症抑制のためのオメガ3摂取を心がけることが重要です (避けるべきものを取らずにこの栄養素を意識)

マグロとカツオは水銀の関係があるため、月に2回程度をお勧めします


病気の症状が出ている時は

摂取すべき栄養で書いた栄養の中に控えたが良いものがあります

  • ごぼう
  • 蓮根
  • 玄米
  • こんにゃく
  • たけのこ
  • きのこ類
  • 海藻類
  • 脂質の多い肉 (オメガ3脂肪酸である魚類の脂質は摂取すべき)
  • 香辛料
  • 酸味の強い果物 (レモン、グレープフルーツ)

食物繊維の過剰摂取や、胃腸に負担のあるものは炎症を悪化させるため控えることをお勧めします


普段から避けるべきもの

まずはこの記事『避けるべき物』に書いてあるものを避けて炎症と再発を防ぎ、下に書いてあるものも追加で避けると良いです

  • オメガ6脂肪酸過剰
  • 小麦
  • オメガ3以外の油
  • 揚げ物
  • 牛乳、生クリーム、アイス
  • 牡蠣以外の貝類
  • 牛肉、豚肉
  • 加工肉
  • 加工食品
  • 冷凍食品
  • お菓子
  • 香辛料
  • コーヒー
  • アルコール
  • ジュース
  • 炭酸飲料
  • 添加物の多いマヨネーズ
  • 添加物の多いドレッシング
  • トランス脂肪酸 (マーガリン、ショートニング、ファットスプレット)

これらは病気の症状が出ていなくても、再発防止のためできるだけ避けることをお勧めします


意識すべきこと

  • 摂取すべき栄養についても少量から勧めていき、体に異常が出なければ量を増やしていくこと
  • よく噛んで食べること(クローン病は消化吸収能力を低下させるため、よく噛み細かくすることで消化吸収しやすくし栄養不足を防げる)
  • 食事前に唾液を出すものを食べる (唾液は消化吸収能力を上げる、リンゴ酢、塩、梅干し、ガムなど)

食べたものではなく、消化吸収された物でしか体は作られないため、クローン病で起こる炎症や、消化吸収能力低下による栄養不足を防ぐため、まずはよく噛むこと、唾液を分泌させることで消化吸収能力をあげ、クローン病から体を守り、クローン病により起こる炎症、合併症、再発も防ぐことができます。

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